ある日、子どもたちは、お誕生日を迎えた先生にハッピーバースデーの歌をプレゼントしました。プレゼントされた先生はとても喜びました。その様子を見ていた子どもたちは「嬉しい！」と言いました。「どうして？」って聞くと「だって先生が喜んでくれたんだもん！」と答えました。
　小さくても、人の喜びを自分の喜びとすることができることを、子どもたちは教えてくれました。このことをきっかけとして、こども聖歌隊が誕生することになりました。

子どもたちの美しい歌声は他の人の喜びを自分の喜びとし、また自分の喜びを他の人と分かち合う心です。聞く人の心に安らぎと喜びを届けてくれます。